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2016年3月23日 (水)

たーちゃんについて《最後の4日間》

※ほぼ当時の殴り書きの日記原文なので読みづらいです。

H27年2月11日(水)

11:00AM
先生から悪夢のような余命宣告を受けて帰宅後、水分・フードあげ、オムツを替えると少し眠る。
目が覚めたようなので「お散歩行く?」と声を掛けると
目がらんらんと輝く。また抱っこで少しだけ歩く。
たーちゃんに景色が見えるように抱っこして歩くと、頭だけであっちこっち見ていた。

15:00
様子がおかしい。前足は動くが、息が荒く
時折息が止まるような…話しかけると、目を大きく開いて反応有り。
沢山たーの頭にチュゥをして「たーちゃん、チュゥして」と顔をたーの口に近づけると、ぺろりとなめてくれた。
いつもそうしてくれていたように。

17:30
キュンキュンと身体をよじゆってこちらに来ようとする。
抱っこして上げると,おとなしくなった。
しばらくしてからタクと交代する。
オムツを替え、眠る。息荒いけれど、前足はまだしっかり動くから大丈夫かな。
水はほとんど飲まない。
1秒でも長く一緒にいて欲しい。
でも苦しいなら早く終わって欲しい…そんな気持ちが交錯する。
でも…たーたんが死んだら、きっとこんな気持ちを持ったことを
すごく後悔するんだろうな。

※(前庭疾患の時はすごくいやがったオムツだけれど、感覚がないからか
まったくいやがらなかった。)

20:00
落ち着いて見える。
ペースト状の缶詰のごはんを見せるとがっついて食べる
元気?じゃないね。ステロイドのせいね。ステロイドは食欲が増すからね。
おいしいね。よかったね。
前足、右はしなやかにうごく、左はつっぱる…
麻痺が上がってきたんだな…マッサージをしようとすると痛がって噛みつこうとした。
どんどんうごかなくなるのかな。
正気ではいられない。いやだ。こわい。
逃げたい!けど、逃げないよ。たーと一緒に戦うからね。
お母さんだから…2ヶ月だったたーを私が育てた。

21:00
オムツを替え、摘便して座薬を入れる。
やはりもう上のほうもだいぶ痛いようだ。
目だけで私を追う。
前足、まだ動く。どんどん弱る。
そっと撫でてやると、嬉しそう。絶対嬉しそう。
一緒に頑張ろう、声を掛ける。嬉しそう。
お母さんいるからね、ねんねしなさい、というとキョロキョロ目で私を見つめる。
やっぱり世界一かわいいワンコだ。
夜中、私がうとうと眠ってしまいそうになると、今まで聞いたこともないような痛々しい声を上げて鳴いた。
口を大きくぱくぱくさせて。
まるで、「お母さん眠っちゃいや!」と言っているようだった。
なでなですると、落ち着く…の繰り返し。

20160322153801_deco_3
がんばれ!たーちゃん。
(下のピンクは、たーのお気に入りの私のフリースガウン)

※(この日の夜から、私はほとんど眠りませんでした。
たーちゃんと過ごせる時間はもう残り少ないから眠っている場合ではない、という気持ちでいっぱいだった。
そして、眠っている間にたーちゃんが逝ってしまうことを恐れたのと、睡魔に襲われてうとうとしても
たーちゃんが私を起こすから…。
そして、この日からたーちゃんの写真を撮りまくって、動画を撮りまくりました。
もう可哀想な写真しか撮れないけれど、生きているたーちゃんを撮れる時間はもう残り少ないから。
この頃はあまり普段のたーちゃんの写真を撮っていなかったよ。すごく後悔した。

そしてね、私は生まれて初めて精神的なことで食べものが喉を通らなくなった。
喉を通るのは、まうさんや妹が買ってきてくれた、ほんの少しのヨーグルトとプリンだけ。
ヨーグルトやプリンはたーちゃんと一緒に食べることが出来るから私も食べることが出来た。
カロリーは酒でとった。本当はいけないことだけれど、この日から、とても素面ではいられない弱虫だったの。
たーが死んでしまうまでずーーーーーーっと絶えず酒を飲み続けた。
当然買い置きの酒は飲みきってしまったけれど、買いに行く時間もなかったから
「本当は止めるべきなんだろうけど」といいながら、まうさんが酒を差し入れてくれた。
まうさんに申し訳ないと思いながら、私にお説教したり止めたりせずに見逃してくれた事、感謝したんだよ。

この日、夜遅くなると、もうどうして良いか解らなくて
親友に電話をしました。親友は、言葉がないと言いながら一緒にずっと泣いてくれました。私の気持ちが落ち着くまで
ずっとずっと電話を切らずにいてくれました。

長い長い夜の始まり…
ネットサーフィンしながら、この置き場のない気持ちを慰めて、何かしらの答えを探した。)

2月12日(木)

5:30AM
まだ前足は動く。でも私が頭を持ち上げようとすると悲鳴をあげる。
たーの頭に手を置いたままウトウトすると、私の手を舐めて私を起こす。
お水、欲しいのかな?でももう上手に飲めないみたい。
脱脂綿に水を含ませて、口の脇から入れてやる。
そして、目も閉じられないみたい。乾燥しちゃうから、手で目を閉じてもすぐにまた開けてしまう。

7:00
まうさんが出勤前に寄ってくれた。
玄関の開く音に反応して、声にならなかったけれど吠えた。
オムツを替える。
血便。ステロイドをチーズに忍ばせて、口元に持って行くと
だまされて呑み込んだ。

口の中が白い。日中は安らかによく眠る。
ヨーグルト、チーズよく食べる。
夕方、水を飲むと痛みを感じるのか、声にならない声で鳴く。
前足、まだ動くけれど、ずっとつっぱったまま。
動かすと痛む様子。体勢はまったく変えられない。こわい。死が近づいている。

PM

何か少し安定した感じ。
AMにはまったく食べなかったドッグフードをぺろりと食べる。よく眠る。
キャンキャン言うのはやはり私を呼んでいる。
尿が赤く、かなり臭う。目をキョロキョロ動かす。
安定していたので、ほっぽりっぱなしの、すんみぃの夕食を作りに30分ほど下に行ったら
上で遠吠えしていた。
姿を見せると、明らかに喜んでいる(頭をうごかし)

21:00
明かりを消し眠る。

23:キュンキュンで起こされる。

2月13日(金)

6:50頃オムツを替える。尿がとても臭い。色も赤く、濁っている。
たくが出勤前に、いつものようにたーの頭をわしわししたら、たーは痛みで思わず悲鳴を上げ
噛みつき、タクの手からは血が出ていた。タクはショックを受ける。たーは全身が痛いんだから…そういってるのに…
その後は急にぐったり。
眠っているのか、力が出ないのかわからない。まぁ…弱っているよね。
朝、まうさんが部屋に入ってきた時すごく嬉しそうだったけど
やっぱりだめなのかな。

9:50 病院に電話してみる。
昨日午後からちょっと調子がよい、食欲有り麻痺もあまり進んでない。
機嫌も良いし、よく眠れる。口の中の色ももどる。
他の病気の可能性は?例えば、ヘルニアとか。ヘルニアなら今すぐ手術が必要では?
尿のことがきになる。他の病気で死ぬのでは?

※(以上のことを聞いたみたい。この頃ほとんど眠っていなかったからか、精神がおかしかったからか
酔っぱらってたからか、実は、全然覚えてない。今読み返してみると、すごく矛盾してるよね。
もうだめなんだね、と書いているのに、ちょっと後には希望を持っていたり。やっぱりおかしかったんだなぁ。私。

先生がいうには、軟化症が止まったとは考えづらい。もし私がいうように軟化症が止まってヘルニアだったとしても
今の状態では手術に耐えられない。内科的なフォローをして体力をつけないと、とのこと。
いずれにしろ、明日まで様子を見て、軟化症が進行しているようならそのまま。調子が良ければ病院へ、とのこと。

電話のあと、とても悪い。
水飲まない、フード食べない、息が荒い。

16:00
息がしづらい。意識はしっかりしている。前足はしっかりうごく。たーの身体が動かないようにタオルケットでぐるぐる巻にして
ずっとだっこ。

20:00
もう前足は感覚ないみたい。何をしても痛がらない。息も弱い。名前を呼ぶと少しだけかすかに答える。

21:30
久しぶりに居間に下りる。もう首から上しか感覚が無いが、意識ははっきりしているので
みんなを見回す。
この子は居間が大好き。みんなで過ごすのが大好き。水、よく飲む。

Dsc_0269
最後の晩。みんなと一緒に居間で過ごしました。
もう首から上しか感覚がないので、痛みからは解放された様子でした。
久しぶりにみんなと過ごすことが出来て、とてもうれしそうでした。

たくの友達のりょーたも来てくれました。

※日記はここで終わっています。
もうこの時、たーはあと数時間でいなくなるんだな、とボンヤリ思いました。
まうさんに連絡をして、うちに来て貰いました。たーちゃんね、きっと朝まで持たない。そういって。
そして、一晩中たーを抱っこしていました。
たーが息を引き取る瞬間までたーの目を見ていたかったから。
もう、かすかに息をしているだけだったから、朝までもたないだろう、そう思っていたけれど…

H27年2月14日(土)最後の朝。

夜が明け、どんどん空が白み始めてきました。そうだ、がんばって!もう少しがんばってくれたら
一緒に最後のお散歩に行こうね。
そうたーに声を掛けて、早く明るくなって!早く、早く。そんな気持ちで朝が来るのを待っていました。
7時くらいだったかな、やっと明るくなってきて「たー、お散歩いこか!」そう声をかけると目が輝いているように思いました。
たーはお散歩が大好きだから、嬉しいに決まってる。
たーを毛布にくるんで、最後のお散歩に出掛けました。
まだまだ寒い2月の朝だったけれど、とても良い天気でした。
たーは、目を大きく見開いて、一生懸命景色を眺めていました。よかったね、気持ちいいね。よかったね。
お散歩行けて、良かったね。
そうたーに話しかけました。

そして部屋に戻り…
8時過ぎ。
私はどうしてもお手洗いに行きたくなってしまって。
まうさんに抱っこを変わって貰って、急いで下へ。
急いで戻って、まうさんからたーを受け取ると、首がくたっとしてたーが私を見ない!
「たーが死んじゃった!!!!!」とっさに叫びました。
まうさんが慌ててたーをのぞき込みました。
「大丈夫、ふゆぅ、まだ生きてる!!今、ベロを引っ込めたよ!」
見ると、たーの目がまた力を取り戻しました。
「まうさん!急いでタクを呼んできて!」
この時、多分タクはこの現状を受け入れられなくて(恐かったんだと思う)自分の部屋に籠もってました。
タクが私の部屋に来た瞬間、タクを待っていたかのように、またたーの目に力がなくなり…
たーの身体が、砂のように私の腕から滑り落ちました。
今度はどんなにたーの名前を呼んでも、もうたーは私を見ることは有りませんでした。
8時20分くらいだった。時間…前は覚えていたのに、今は覚えてないの。

可愛い可愛い可愛いわたしのたーちゃん。とうとう死んでしまった。
いなくなっちゃった。

ひとしきり泣いて、妹に連絡を入れました。

すぐに妹が子どもたちを連れて来てくれました。
そして、タクの親友のりょーたもまた駆けつけてくれました。

犬嫌いのすんみぃは…たーのことをそれほど可愛がっているようには見えなかったけれど
(私がいなければ、さんぽやえさやり、トイレの掃除なんかの最低限の面倒はちゃんと見てくれたけど)
「かわいそうにな…」とたーを撫でながら、涙をこぼしていました。そんなすんみぃを見ながら、
すんみぃもたーを可愛く思ってくれていたんだなぁ、とボンヤリ思いました。

まだ温かいのに、もう生きていない…ということがなんだか信じられないでいました。
なにをどう考えて良いのかわからなくて、ぼーっとしていたのよね。
この数日間、たーと一緒に、私も逃げずに一生懸命生きた。燃え尽き症候群。

たーの亡骸を撫でながら部屋でぼーっとしていると、外からは色々な音が聞こえてきて
いろんな生命がこの世で活動しているんだな、とかどうでも良いことを考えました。
つまりね、こんなに沢山の生命がうごめいているのに、なんでたーの命だけ終わってしまったんだろう、とか
たーが、たーが、たーが、死んだっていうのに、私にとってはとんでもない出来事なのに!!
なぜかみんなにとっては、何気ない1日なんだ、たーが死んだのに、なんでこの世は普通に回ってるんだよ…とか。
考えてたなぁ。

たった7年しか生きられなかったたーちゃん。
たーは幸せだったかな?
温かいお布団の上で最後を迎えることが出来た。それだけでも幸せなのに
大好きなおうちで、大好きな人の腕の中で、みんなに看取られて、最後には大好きなお散歩にも行けた。
苦しくて痛かったけど、死に方じゃなくて、あなたの犬生は幸せだったかな?
幸せかどうかなんてぜんぜん私には解らないし。ちゃんと教えてくれなくちゃ解らないよ、
とか、考えてたなぁ。

たーの遺体は、まうさんがちょっと前に買ってくれた犬用ベッドに安置しました。
たーちゃんはもともと私と一緒に眠っていたから、いわゆるベッドを持っていなかったの。
でも、後ろ足が麻痺してしまって、私が仕事に行っている間ケージでお留守番してもらうことになったので
ケージにセットするために買って貰ったの。使う間もなくたーは死んじゃったけれど。
たーは私のフリースのガウンが大好きだったんだ。だからベッドの上にはそのフリースを敷いてあげたよ。
たーへ私から最後の贈り物です。最後にしてはショボいけどね。

少し気持ちが落ち着いてから、ペット火葬業社に電話を入れ
翌日の15日(日)に火葬をして貰うことになりました。

この日、たーと一緒に眠りました。たーの肉体と一緒に眠るのは最後だったけれど
悪夢のような4日間、一生懸命戦ったから。燃え尽き症候群。
疲れ切っていたので、私も死んだようにぐっすり眠ってしまいました。きっとそれでよかったんだと思ってます。

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コメント

これを、泣かずに読めるわけない。
たーちゃんの病気のことざっくりと知っていたけれど、これほど頑張ってたたかったのね。
どんどん進んでいく麻痺に、近づいてくるお別れのときに、ふゆぅさんがどれほど辛かったか、考えただけで胸が痛くなります。
タクくんのことも、すごくわかる。
うちのムスメも同じだったから…

と同時に、同じ時期に病と闘っていたちいずのことを思い出して私も涙がとまらないです。
たーちゃんの灯火が尽きた頃、ちいずは病院で頑張っていたの。
お見舞いに行くと、『帰りたい』と入院室の入り口から一生懸命出ようとして…
それが可哀相で、1日3回お見舞いに行ってたけど、顔を見せないように、離れたところからちいずの様子だけ見てたことも。

2/16、もうできることがないと言われて、でも
ちいずはおうちに帰れてきっと本当にホッとしたと思う。たった1日で逝ってしまいました。
家に帰ってほんの少しだけどアジやササミをあげられて、最後のお散歩にみんなで行けて、本当に連れて帰れてよかった。

ちいずのことは毎日思うけれど、久しぶりに号泣してしまいました。
今ごろはたーちゃんとちいず遊んでるよね、きっと。

たーちゃんの最後をブログに起こす作業は本当に辛くて
なかなか出来なくて、気がついたら1年以上かかっちゃった
もともとこれは、そのために始めたブログなのにさ~。
今は1年前のような苦い気持ちはもう無いけれど、やっぱりあの時を思い出すと
心臓をわしづかみにされたように未だに苦しいんだ。

chocoさんご家族の辛さ、私もすごくわかります。
ちいちゃんも、たーちゃんも、これ以上ないくらい安心して最後を迎えられたんだと思うけれど
そう思っても、やっぱり思い出すと涙がとまらなくなっちゃうよね。

うん、きっとちいちゃんとたーちゃん、今頃元気に走り回って楽しく仲良く遊んでると思う。
そして、あんちゃんとくくるんのことをきっと見守っていてくれていると信じてる。
chocoさん、ありがとう。。。ほんとに私にとって恩人なのよ。

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